ぼくのごーるでんうぃーく2019

平成、令和と跨いだGW、終了しましたね。
個人的には昨日と今日で動きがあったのでそれをまとめようと思います。

え?他の日は何してたって??
もちろん練習しに行った日もあったけど、後は察してくれ!!!!



5月5日(日)

阪急桂駅前にある証明書発行コーナーにご用があったのでとりあえず桂駅へ。
初めておおさか東線区内の駅で途中下車しました(新大阪までぶっ通したことは前に一度だけあった)。
ここから少し歩いて阪急淡路駅へ。
そこから特急に乗り換えて桂まで。


そして到着してから証明書発行コーナーに行ってみると、祝日の中日でちょうど欲しかった人が他にもいたのか、狭い空間内で結構混んでました。

(実際来るまで実は無人で機械で自動発行のコーナーだと思ってたなんて言えない)

目当ての書類は無事手に入れたのですが、この間約10分。別にここで他に用事も無かったのですぐ帰っても良かったんですけど、せっかく370円(※淡路〜桂間)払ってここまで来たんだからちょっちもったいないなーとも思い、ただ手持ちのお金はないので桂大橋まで散歩することにしました。
僕ね、鉄塔とそれに伸びてる電線を見るの結構好きなんですよ(Twitterのプロフィールにも書いてる)。
これもいい感じに伸びていたのパシャり。

桂離宮方面に少し歩いて、途中の鉄道橋で行き交う阪急電車を撮りました。
あと、踏切が滅多に見ない乗用車用(?)のフェンスみたいなのが目の前にあって面白かったです。
散歩、これにて終了
駅に引き返すついでに激安で(自分の中で)名高いサンディがあったのでのぞいてみると、衝撃の価格が。
(帰ってきた後に証拠が無いか探して見つけたレシート)

ガリガリ君、42円。



もう一度いいます。


ガリガリ君、42円。


最初値段見たときびっくりしたわ。駄菓子かよ。
50円玉携えてここに行けば、一本買ってお釣りがくる、しかもそれでもし当たったら万々歳ですよね。まあ僕当たらなかったんですけど。

そんなこんなで僕の唯一のGW中の遠出(?)は終了、家帰って少し腹ごしらえしてから大学に練習しに行ったのでした。
大学のねこ。めちゃくちゃ人馴れしてるから普段朝の登校の時の人の行き交いくらいではビクともせずフツーに寝てる。



5月6日(月祝)


そして今日のお話。
今日はキングズ・ギャンビット・ウインドオーケストラの第七回定期演奏会に行ってきました。

ここには僕も2回ほど出させてもらったことがあって、その内の1回は出来立てホヤホヤの豊中文化芸術センター大ホールで吹奏楽ホルン吹きなら誰しも憧れるバーンズの交響曲第3番の3楽章ソロを吹くという超貴重な経験をさせていただいてます。
ただ、その他は大学の都合とかでなかなか予定が合わなくて参加出来ず、聴きにも行けず状態だったのですが今回たまたま空いていたのと、プログラムにワインダーク・シーがあったので「!!!!」となって聴きに行ったわけです。

ワインダーク・シーと言えば、そう、僕が研修生で所属しているフィルハーモニック・ウインズ大阪(オオサカン)でもメインとして4月末演奏した曲です。なんせ大曲なので吹いてる時はとにかく吹くことに集中する以外考えてませんし(当たり前の大前提)、この曲には結構視覚効果もあるのでそれを一度観客席側で客観的にじっくり見てみたいと思ったのです。
自分が演奏した曲をすぐ別の団体が演奏する、しかも曲が曲だけにこんな機会滅多にないでしょう?

1楽章、ホルンセクションから雄大にスタート(難しいんですよね…分かります)。終盤のトランペットのミュートの音色が激シブでめちゃくちゃマッチしてた。
2楽章のクラソロ、本当に良かった。ただそれだけ。よく最後までpの世界観を導いたと思う。2楽章は比較的和声が濁らずに進むんだけど、それでもぶつかる音がありギュっと掴まれて綺麗な和音に解放される箇所はいくつかあってその度に「ン゛ン゛ン……」とこちらも何かから解放されたかのようにじんわり嘆息が漏れ出そうになる、というのが今回観客席側に回って実感したポイント。演奏中の妨げになるので実際はしませんでしたが。

3楽章、クラリネットのベルアップの角度と勢いの良さに笑いました。終演後に聞けば「首が痛いと言いながら練習にのぞむ人が数名いた」とのこと。そりゃあの角度、マーラーもびっくりするわ
The 努力の賜物です、ブラボー👏🏻👏🏻

 このワインダーク・シーのみでⅠ部は終了。お次は打楽器をフィーチャーしたII部へ。

舞台の前に、マリンバが3台並んでたんですけど、内2つがどう見てもコオロギのパーフェクションみたいなヤバ沢さんなやつやん、総額ヤバそう…(後で調べたら側板のデザイン的にパーフェクションではなくラビューモデルというものっぽかった。パイプを色違いでオーダーできるそうなのでそれぞれが別メーカーに見えたのもきっとそのせいかも。お値段は5オクターブだと145万円、やっぱマリンバしゅごい…)などどなっておりました。

4団体ほど打楽器アンサンブルがあった後、この楽団の指揮者で元・大阪フィルハーモニー交響楽団打楽器奏者の久保田先生がソリストとして登場、ヤントラ-打楽器とウィンドオーケストラによる協奏曲を。セッティングは大教の先輩で昔マルチパーカッションを組んでた時のと似たような配置で(めっちゃ私的な記憶)、久保田先生の機敏なスティック捌きがかっこよかった。結構しっかりバンドとソリストとで協奏が出来ていたのがおおおとなりました。

Ⅲ部、マスランカステージ。レクイエムと交響曲第7番。隣で一緒に聴いてた友達と、「スーパーマスランカタイム(SMT)」って同じこと考えてたのが面白かった。
レクイエムの最中に結構物音が断続的に鳴っていて、せっかくの空気感がもう一つというところだったのが残念。プロアマ関係なく、こういうところをあまり堅っ苦しくしちゃうとまたクラシカルな演奏会が敬遠されてしまう一因になってしまうとは思うのですが、奏者も聴衆も同じ音空間を共有していることをもう少しだけ頭の片隅に入れておいてもらえたらなあ…と自分が本番で演奏している時やコンサートを聴きに行って遭遇する度に思います。

交響曲第7番。マスランカということで結構身構えていたのですがそんなことなかったです。というかもはやピアノ協奏曲やんっていうくらいピアノがあらゆる箇所で大活躍。ピアノ専攻じゃない僕が聴いても「あ、これヤバイやつや」って分かるくらい細かい音符達とかも、多分聴いた限りだとノーミスで弾いててやべえぇってなりました。
多分ギャンビットはマスランカが得意なんだと思います、そう感じる演奏でした。

ちなみにワインダーク・シーが約30分、マスランカの交響曲第7番が約40分なんですけど、ワインダーク・シーを吹いていたことを全然感じさせない、メインにふさわしい素晴らしい演奏でした!!
アンコールもQueenのDon’t Stop Me Nowで超ノリノリの内に終演。


終演後の僕の口から出た言葉。


なんであんなプログラムであんな元気なん???元気分けてほしいし、元気の秘訣教えて????



元気は超モリモリに分けてもらいましたけどね。これで月末に向けて色々頑張れそうです。

出演者の皆様お疲れ様でした!!!
次は僕も奏者として出れたらいいなあ…



ぼくのごーるでんうぃーく2019はこれでおしまい。明日からまた学生します(なお明日にある授業は休講であることを昨日認知した模様)。


最後に。

令和初の動画として、ホルン4重奏の「アリエスの角笛」を多重録音で録ってみました!
この曲、3分ほどしかないんですけど結構イカしてると思うんですよね。何回聴いても飽きない。とりあえずホルン4重奏なにしようかってなったらコレおススメしときます。

今回の録音は4th→2nd→3rd→1stの順で録ったんですけど、2ndが絶妙に休みが少なくしんどくて録るのに苦労した結果、上パート2つがヒィヒィ言うハメになりました。

左右の音場をすこしずらして、横一列にカルテットで吹いてるっぽくしたので良ければイヤホンで聴いてみてください。音量はやや小さめかもしれません。



それでは。

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