響け!ユーフォニアム最終楽章読了、ありがとうという気持ちが止まらない


響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前後編共に昨日読了しました。


前編が発売されてたのを先週知り、注文と同時に後編が24日に発売という事を知り、迷う事なく予約。そしてフラゲで昨日後編が届きました。その間に前編は読了済。

前編を読み終えた時点で結構うわーーーーってなってたので、1週間経って後編くるのがめちゃくちゃ早く感じられました。




劇場版誓いのフィナーレを公開初日のレイトショーで観に行っていたこともあり、この作品から登場した結構軸を構成している(と思う)新キャラ・久石 奏ちゃんやその他新入生キャラも含めcv.で脳内再生余裕で読めました✌🏻




いやあーオーディションの結果発表・コンクールの結果発表の時はアニメを見ている時さながらの「お祈りの気持ち」と「声」がダダ漏れしちゃいましたね(アニメ観てる時もそんなことしてるのか…)。次のページで結果が分かる時もすごくめくりたい気持ちとめくりたくない気持ちの葛藤がありました。

僕、滅多に読まない本を読む時は文を音読したり、自分で独り言で整理しながら読むと理解が進むタイプなのでおうちじゃないと基本熱中して読めないタイプなんですが、この本はそれに輪をかけてやばい。まず図書館じゃ絶対読めない。学内でも無理やな。おうち読書サイコー。笑

前編・後編ともマジのガチで休憩なしのノンストップ読破しました。ジャンルにバイアスかかっているとはいえ、文庫本を1回で読み切ることは自分にとってすごいことです。前編はあんま気にしてませんでしたが、後編は3時間強で読破したみたいです。



もう早速Twitterやブログなどで読了された方が高度な考察を投稿されていますが、僕にはそれだけの文才がない(なんならそれ見て「うわっホンマやん!!」ってなる側)のと、ネタバレはしないようにしたい方針なので、情報を最小限にとどめつつ、ただただ感想を書こうと思います。




物語としては、主人公である黄前久美子が部長になり3年生、高校生活最後の吹奏楽コンクールに向けて、とその顛末です。

春、北宇治高校吹奏楽部に新入部員と共に入部した3年生の黒江真由は、福岡の強豪校・清良(せいら)女子高校からの転入生。彼女と久美子との関わりが物語の1つの側面なワケですが、



後編の大部分まで読み進めるまで、

真由ちゃんがめちゃくちゃ掴み所のない性格で、「んんん〜そこんとこどうなのよ〜〜」

な状態でした。最後の最後でまあ色々と分かるんですがそれまでは意図して発言してるのかどうかも分からないように取れるのもあったのでもどかしい部分が多かったです…。



あとは劇場版誓いのフィナーレ(原作でいう久美子2年生編)では新たな波乱の種(?)として描かれていた奏ちゃんが、今作では要所要所で久美子に対して結構核心を突き、道筋を与えるような役割を持っているのがびっくりでした。あの小悪魔的なキャラ故によりそれが映えたのかもしれません。


そして、個人的には予想されうる展開とかでもそこに収束するまでの過程が予想外で「えっ!?そこそんな風なる??」っていう箇所も結構あったのでトントン拍子で読み進められました。


高3ということで、久美子をはじめ各主要キャラの進路の話も出てきて、まあ主人公なので久美子の進路の話に文面は割かれている方で、それがエピローグとかにも繋がっているんですけど、月並みの言葉ながら人生設計に対する深い言葉が色々ありました。




ネタバレになるので結果とかは全部すっ飛ばしますが、とりあえず、久美子は部長としての任務はしっかり全うしました。ほんとお疲れ様。



吹奏楽人としてこちらも気になるのが、アニメ化が決定しているので音源化されるであろう今回の自由曲。タイトルは伏せますが曲想を解説している文章だけでもかなり難曲な事が伝わってきたのでこれが実際にどういう音になるのか…。各楽器に重要なソロが散りばめられているのでバンドとしてはもちろん、個人技が重要な曲であろうことは間違いありません。




あと、これが1番の(?)勝手な心配なのですが、



これ映像どこまでの尺で作るんやろ




今作ばかりは映画なら一本では収まりきらない気がするし、テレビアニメなら前みたいに2クールないと厳しいと思う。なんなら両方使うのも全然あり得る、と思ったけど流石にそれはないか。笑

端折れるシーンそんなないでこれ〜。
前までとは違って人間関係のところもあるところだけピックアップして後は端折る〜なんてことも難しいくらい物語に絡んできてますので。

それも含めてアニメ超!!!!!!楽しみですね。とりあえずの寿命はこのアニメ完結を見届けるまでにはなりました(極端)。



タイトルにも書きましたが、とにかくありがとうという気持ちでいっぱいです。




評論?感想?書くのに一生向いてないであろう文章を読んでいただきありがとうございました。それでは。

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