どうもこんばんは。
効率化するのが下手くそなクセにいいもの作りたい、その思いの結果2時間半かけて写真のホルン運指表を作り上げ、さっき全てが終了したところです。
自分で教本買ったり、ちゃんと吹奏楽部で先輩や先生から紙媒体でもらってる人にとっては「えっ!?なんで運指表なんか作ってんの??」と思われるでしょうが、
指導先で意外と出くわすんです、
吹奏楽部で先輩から“なんとな〜く”でしか教わってなくてちゃんとした運指を知らない
もしくは、
ダブルホルンで、B♭管もしくはF管のどっちかの運指しか知らないからもう片方の運指知らない管はほとんど吹かない
っていう子どもたち。
特に後者に関しては理由は明白で、入部してはじめの1年くらいはB♭管/F管いずれかのシングルホルンしか使ってなくて、学年が上がってダブルホルンに移ったけど自分が使ってなかった管に関しては分からないからそのまま…っていうことなんです。
んんんん〜〜
非常にもったいない!!!
なんでこんなこと書いているかというと、先日土曜日にとある吹奏楽部への指導に行って参りまして、
すごく反応がよくて、熱心に話を聞いてくれる子達だったのですが、やはり「運指」という壁に立ちはだかったのです。
運指と直接関係ない話の中で分かったことでしたが、話の腰を折ってでも伝えないといけないので途中で運指の話に切り替えて黒板に五線を書き、みんなで半音階で1つずつ丁寧に確認しました。
僕が色々行ってきた指導校の中で、高確率でちゃんとした運指表を持っていない子達に出会います。あとダブルホルンでF管とB♭管をいまいち分からずに使っている子。
ダブルホルンはB♭管/F管両方の音色を使い分けることができる他、替え指の幅が圧倒的に広がるので操作性が抜群にアップするのです。
そしてホルンの真の音色はF管にあるとされ、F管でリップスラーなどの基礎練習を多く取り入れれば音色の向上も期待できます。それを知らずに放置しておくなんてもったいない。゚(゚´ω`゚)゚。
ホルンの使い方から載っている日本語の教本なら、大体は運指表も載っているのでそれさえ見れば解決です。
しかし学校で渡されるような基礎合奏とかでやる全体で調を揃えてやるリップスラーやロングトーンといった類の教本はそこまで細かくは触れないのでその場その場で随時新しく知った運指を更新していく、そんな感じになってしまうんです(極端な話、「あっ!この音この指で出るんや知らんかった!楽譜に書いとこ、レベルもありえる)。
そしてそんなあやふやな感じが先輩から後輩へ受け継がれていく……そりゃ「???」となってしまうのも頷けます。
運指表1つ持っておけばシングル管でもダブル管でも最初から対応できるので是非持っていてほしいものです。
僕は今までそういうのに出くわした時は五線紙をたまたま持っていたらそれを使って、ない時は適当な紙に適当に五線書いてドレミファソラシド(inF)を半音階で書いて指番号書いて…とその都度運指表を書いて渡してました。けど指導の途中でそれしだすと時間めちゃくちゃ取られるし、指導終わってからにしても、帰る時間(特に部員の)もあるのであまり細かいことまで気にして書けません。というかテンパってめちゃくちゃ間違えるし。
そして今回の指導で出くわしたのをきっかけに、ちゃんとした楽譜を作ってそれを紙とデータで持ち歩こう!と心に決めた訳なのでした。
管楽器やってる人は一家に一台レベルで運指表持っててほしいです。マジで。
それでは。
※2020/02/03 追記※
投稿してから半年以上経つのですが、最近の投稿の中に割って入ってくるくらいこの記事を閲覧してる人がいらっしゃるようで、当初は指導先での配布用にと考えていたのですが、せっかくなのでダウンロードできるよう、この記事にGoogle driveの共有リンクを貼っておきます。どうぞご利用下さい。
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もしくは、こちらの画像を保存してコピーしてください。(画質はPDFより劣ります)
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