アカデミーから帰阪してからもう2週間経っちゃってお前いつまでこの話題続けんねん引きずりすぎって感じですが、やります。7割自分への記録の為なので悪しからず。
前回記事はこちら。
8月7日
少し遅起きしたのでこの日の午前中はユーフォニアムのアントニー・カイエクラスだけ聴講。
カステレーデの協奏的幻想曲を演奏されてました。ローブラスにはおなじみの曲かと思います、僕も大学で何回か聴いたことがあります。
受講生の方はとても安定した技術で上手かったです。なので技術面で指摘されることはほとんどなく、それって普通にすごいことなんだなあと思いました。
そんなレッスンの中で印象に残ったのが、「新しいことを知るのに遅すぎるなんて事はない」というのをおっしゃっていた事。
「すごく技術はあって、安定して吹けてはいるんだけど、そこから自分がどう表現したいのかが見えてこない」という話から始まり、
カイエ先生自身、学生時代は全然本を読まなかったし、先生の言うことの意味が分からない方が多かったそうで、けど卒業してから色々本を読むようになったし、あの時先生が言っていたことも徐々にそういうことだったのかと分かってきたと。その時分からなくても後に分かるようになることもあるし、それが遅すぎるなんてことは決してないよ、と。
歳を重ねても学び続けることに気後れを感じなくてもよい、というのはとても気持ちを楽にしてくれる言葉だと思いました。
あと、やっぱユーフォって良い意味でずるい楽器よなあ…とひしひし感じながら聴講していました笑
多分後述でもチラッと書くかと思いますがこの時聴講していた受講生の方、講師推薦のプレミアムコンサートにオーディションで選ばれ出演していました!当日もレッスンを受けていたにも関わらずバテを感じさせない聴講と同じ安定さ、そしてそこに加えられた表現でとても素晴らしい演奏でした!
お昼休み。ご飯探す前に初日に案内看板で目に止まって気になった「ショパンの丘」に行ってみました。
ワルシャワ市内の公園内にあるショパン像の複製として作られたとのこと。アクトシティも1994年に開業したので建設時に一緒に作られたと思われます。
というかアクトシティも’94年生まれで同い年というのに驚き…!!
ちなみにこのアクトシティには他にもこんな感じで↓
クラシックの曲名などがお店の名前になっていたりします笑
ショパンの丘と名乗るだけあって、見晴らしはとても良かったです!
お昼ご飯ですが、結局この日から最終日まで4日間連続マグドナルドにお世話なりました笑
しかもこの日はまずマクドを探すのに一苦労し、ようやく見つけて注文までしてさあ支払い…ってところで財布をホテルに忘れた事にここで初めて気づき取りに帰るという散々な目に。いやあしんどかったなあ…
気を取り直して、午後の部。
もう一つ、トランペットのクリストファー・マーティンクラスを聴講しました。彼とは4月末にオオサカンで共演しています。
ここでは、イメージやメンタルに関することをたくさん聞けました。
・緊張すると、どうしても身体や意識が後ろの方にいってしまうので常に身体的にも前に行くつもりで、緊張をポジティブに使える選択をできるようになるといい。
・跳躍の時、スキージャンプをするつもりで。
・自分にはできないかも…と思う事で息の流れも悪くなってしまう。挑戦的な気持ちも必要。
これらは聴講していてとても参考になると思ったところです。
“演奏する”ということをいかにポジティブに捉えられるかが重要ということを理解したレッスン聴講でした。
聴講後、音出し部屋の会議室に行って音出しをして、2回目のレッスンへ。
この日はボザの森にての後半から。
この日もやはり息をたっぷり吸うことから始まり、pで吹く時もfを吹くような息遣いで、とやはり息に関することを中心としたレッスンでした。特に後者はpという強弱記号に対するビビりを克服するにはとても重要で、出たしの音量に注意を向けすぎてしまうことでアタックと息の流れがかみ合わず綺麗な、あるいはスムーズな発音が妨げられてしまうのを改善するものでした。
あと、ミュートのチューニング管がよろしくない位置にあったそうでそれも直していただきました笑
全員のレッスンが終わった後は再び全員集合して、9日に行われるフェアウェルパーティーのためのアンサンブル練習。ターナーの楽譜を2つ持ってきてるんだ、とプリュッカー先生がおっしゃった時点で自分の中でこの人数でやりそうな曲はグッと絞られました笑
そして結果、テトゥアンのカスバをやる事になりました!結構カットしてショートver.だったけどカスバもいつかやってみたいと思っていた曲だったので嬉しかったです!
それから、翌日行われるオーディションに向けて軽い合わせをしていただいて、音出し部屋に戻ってちょっと練習。
この時同じ部屋にいた四国からやってきた高校生の子が声をかけてくれて、色々話しました!御託ならべまくりな変なおじさんでごめんよ〜…
夜は楽器店最大手であるYAMAHAの管楽器工場に勤めている大学の一個上の先輩に連れていただき、遂にさわやかデビューを果たしてきました!!!
↑テンション爆上がりの図。
さわやかといえば、テレビやSNSでよく行列のできるお店として取り上げられていて有名です。
でもそれは昼の時の話がほとんどで、この時は21時台に入ったので待ち時間0であっさりお席へ。
定番のげんこつハンバーグをいただきました!名前の通り一個あたりげんこつ程の大きさなんですが、ぺろっといけました😋
先輩に会えたことの嬉しさと懐かしさと、YAMAHAでのお話しなどたくさんお話しする事が出来ました!
先輩ほんとうにありがとうございました…。゚(゚´ω`゚)゚。
浜松名物、まずは1つ目さわやかハンバーグゲットです!◓
そしてホテルに戻ってベッドイン...zzz
さて、当初3回に分けてやるつもりだったこのシリーズ、書き出すとほんと止まらなくて、前回の時点で4回になるとか言ってましたが現時点で1日分ペースでしか記事に出来ていないのでこれは残り3回説濃厚になってきました…合計6記事、倍になってやらあ。
ただ9,10日分はまとめられそうな気がするので何とかあと2回で終わらせたいところ…
次回へー、続く。
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