この7年で取り組んできたホルン曲たち



11月になりましたね!
今年ももうあと2ヶ月しかないと思うと戦慄です…時の流れは本当に早い…



今日(昨日?)は先生の授業のお手伝いとして木5で演奏してきました。曲はハイドンのB-durとイベール。これは大教ウィンドの時にロビコンでやったものですが、今回は両曲とも全楽章やりました。これも何気に初。

M2になってから、ゼロに等しかった木5経験値を場数・曲数ともに積ませてもらえてすごくありがたいです。木5やらないまま学校卒業するの、正直怖かったので…:;(∩´﹏`∩);:


それと各楽器の説明とソロ曲を1つ吹いて、とも頼まれていたので、6年前1回生の時2回目のおさらい会で吹いた(多分)、フランツシュトラウスのノクターンを吹きました。初めてのおさらい会では周りの流れに合わせて参加したので曲も何を吹いていいか分からず(というかどんな曲があるのかも当時は全く知らなかった)、とりあえず受験の時に吹いたモーツァルトの協奏曲第3番の2楽章を吹いたので、ちゃんと自力でホルンソロ見つけてきて人前で吹いた、っていうのはこの時が初でした。

今では普通に吹くこの曲1番最後のペダルDesも当時は未知の領域でした。なにせ吹奏楽畑でしかホルンを吹いていなかった僕にはLowB♭より下を吹く機会はまずなかったので…

そんな苦労を思い出しながら、懐かしみながら吹きました。まぁ流石に18歳の時よりかは表現はちゃんとできてたでしょう、、、



で、懐かしくなったついでに今まで自分が人前で演奏してきたホルンのオリジナル曲を振り返ってみようかなと思ったので、ブログにしたためている次第です。


大学入学〜ついこの間で、振り返ったらこんな感じでした。


モーツァルト ホルン協奏曲第3番 1楽章、2楽章
F.シュトラウス ノクターン
ベードーヴェン ホルンソナタ
ボザ アイルランドにて
ダンツィ ソナタop.44(短調の方)1楽章
ピルス 3つの小品 1楽章
R.シュトラウス ホルン協奏曲第1番
シューマン アダージョとアレグロ
F.シュトラウス シューベルトのあこがれのワルツによる幻想曲
F.シュトラウス 協奏曲 1楽章
ロッシーニ 前奏曲、主題と変奏
フランセ ディヴェルティメント
モーツァルト ホルン協奏曲第4番
アッテルベリ ホルン協奏曲
F.シュトラウス 主題と変奏
ヴァンデルロースト ホルンとピアノのためのラプソディー(原曲はfeat.吹奏楽)
ノイリンク バガテル
ヒダシュ 協奏曲第1番 1楽章
サン=サーンス ロマンス
ボウエン ホルン協奏曲
ボザ 森にて



一応時系列順に、上から学部の1回生…としていますが、この6年間で各楽章をいくつか抜粋で吹いてる曲などは1つにまとめています。(モツ3は大学入学してからだと2楽章だけ吹いたと上述しましたが、今年の1月にオーディションで1楽章を吹いたのでまとめて記載してる、って感じです)
多いか少ないかっていうのは、微妙ですね…生涯かけて取組むならまだまだほんの一部にしか過ぎないし、7年でこの数といえばそこそこあるような気もする…。


また、これは一応おさらい会・実技試験の本番など何かしらの演奏会形式で人前で吹いた曲に絞っていますので、これ以外にも触った曲はあります。例をあげると…



アーノルドのファンタジー、ビュッセルのカンテコール、聖ユベールの狩、トマジの協奏曲、ラインベルガーのソナタ1楽章、グリエールのコンチェルトetc...




特にアーノルドのファンタジーは、前述のように1番最初のおさらい会で何を吹いたらいいのかさっぱり分からず、また伴奏を頼むという文化が常じゃなかった自分にとってそれはとてもハードルが高く、教えてもらって覚えたてのササヤ書店に行った時に安かったし無伴奏だから1人でできるやん!やったぜ!ってなって買ってやろうとした、という今考えると無謀極まりないエピソードがあります。
 
少しは分かるようになった今、いくら自分のペースで作れるとはいえ無伴奏をやるのは本当にしんどいって理解できるから当時の自分ほんまにヤバかったんやなって…笑




あと何も知らないほぼ真っ白なキャンバスのような知識から、色んなホルンの曲を聴いて勉強していくうちにマイナーとされる曲をよく発掘するねと言われるようになりました。

例えばダンツィのソナタ、有名らしい長調のop.28の方ではなく、短調のop.44の方を選ぶなど。ただ、実技試験で吹いたのですがこれ実はピアノが結構目立つ曲で、終了後試験官の先生に「ピアノが主役でホルンが伴奏みたいだね」と言われてしまう始末…曲を選ぶセンスはあまり無かった模様。




他だとピルスの小品とかアッテルベリの協奏曲とかヴァンデルローストのラプソディーとかでしょうか。

アッテルベリは学部卒業試験の曲でした。最初はグリエールのつもりだったんですが、トマジもいいかなぁなんて思って楽譜買ったりして(6500円くらいしました、アルフォンス社高いよー!泣)、そうしてるうちに他にもやってみたい曲が湧いて揺らぎ始めて、ギリギリまでどれにしようか迷ってたんですけどある日アッテルベリを聴いた時に直感で「あ、コレにしよう」って思って進路変更しました。アッテルベリの協奏曲って言って「あ〜あの曲ね!!」ってなった人とは現在1人しか出会ってません。まして卒業試験という場でこの曲を選んだ人はもっと少ないでしょう。

ヴァンデルローストのラプソディーもオオサカンで出会ってなかったらまず存在を知らなかった曲です。「ホルンの曲書いてたんや!!」ってなりましたからね…。まだ合格もしてないのに院が決まったら絶対に吹くんや!と息巻いていた曲でした。





レパートリー増やしたいなあ…と漠然と思っていて、その結果あれやこれやに手を出してきたって感じですね。中には人前で披露することなく個人練で終わってしまっている曲も多々ありますが。

古典をもう少し増やしたいなぁという気持ちはあります。ハイドンとか当時は同期が試験に選んでいて興味あったけど技術的に吹けないなぁと思ってスルーしてたし、ロセッティとかもあるし。
あとは無伴奏も人前で吹いてみたいなあ。




皆さんもこの中で気になるやつがあったら是非聴いてみてください。好きな曲があった場合はそれも聴いてください笑



ちなみに12月にはリヒャルトの協奏曲2番を修了試験で吹くのでそれもまた追加される予定です。(また告知します)








それでは!!




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