ぼくのなつやすみ〜浜松編❷


浜松の管楽器アカデミーでのご様子レポ第二回、今回はいよいよアカデミー開講・レッスン編を中心に。

前回記事はこちら








8月6日


いよいよ開講式!まずはアクトシティ浜松のコングレスセンターに向かい受付をします。

この時点で結構友達や先輩後輩で申し込んでいる人が多くアウエー感を感じました…

色々説明を受けた後、最後に一式入った封筒と共にYAMAHAのノベルティをいただきました!!これが結構便利なサイズで譜面台も入れられるし、アカデミー期間中はずっとお世話になりました…
帰ってからも色々使いそう。


アカデミーのしおり。
実は僕、アカデミー自体は初めてじゃなくて、学部1回生の時に学科の中で先生が希望者を募ってくださりYAMAHAの工場見学とレッスン聴講、フェアウェルパーティ参加という形で一度参加した事がありました。(この記事でちらっと触れてましたね)

なのでこの赤いしおりも懐かしいなーという印象。(7年前ですけど)
ちなみに今年アカデミーは第25回、僕の現年齢も25歳。
そう、アカデミーと僕は同い年なんです!!
(だからどうした)
これに気づいたのは浜松に向かうちょっと前くらいで、何だか嬉しくなったものです。



開講式は別途研修交流センターであるので歩いて移動。5分くらい?歩いたのでレッスン場所ここじゃなくて良かった〜って密かに思ってました笑(木管は研修交流センター、金管は受付場所のコングレスセンターの上の各階)


式は主催の方からのご挨拶、受講生代表の挨拶、各講師の先生方のご紹介を日本語、英語それぞれで行い進んでいきました。


そしていよいよレッスンが行われる部屋へ行ってまずは顔合わせ。
ん〜〜ハイテクって感じ。



今回の受講生メンバーは高校生が3人、大学生が3人、香港からやってきた同い年が1人、そして院生の自分、という8人構成でした。

まーーーーえらく人見知りなもので。自己紹介は普通にできましたけど香港の子とは自分のほんのわずかに話せる英語が通じない事に恐れを抱いて話しかけられず、というかそうでなくとも他の人たちとも全然話せず…話しかけづらいオーラ出しちゃってよそよそしくしちゃった感じです。


そしてプリュッカー先生と通訳・ピアニストの方ともはじめまして。僕の海(Kai)という名前は向こうでも男性の名前らしく、8人中2人いる男の子は1人はリピーターで受講しに来ている子だったので後1人どんな子だろうね、と前から話題(?)になっていたようです。ドイツ得な名前、やったね!(???)

プリュッカー先生、写真で見た印象よりも大っきかったです。そして低すぎず高すぎずすごく中性的な声でいらっしゃるなあと感じました。


この時、「レッスンで追加で見てほしい曲があったら、要項にあった受講曲リストにある曲くらいまでなら対応できますので言ってください」とアナウンスがあり、この時持ち曲はボザの森にてしか無かった僕はリヒャルトの協奏曲1番を追加で希望しました。けど、最終的には別の曲でレッスン受けることになるんですが、それはまた次回で。



とまあそんな感じの顔合わせ。


そしてお昼休み。初日なのでどこかお店でちゃんと食べようかな…と思って入ったのはうどん屋さんでした。

この長ねぎ×天ぷらっていう組み合わせを見た事が無くて、無類のネギ好きである僕はすかさず注文。笑
美味しくいただきました🙏🏻



自分はレッスンは7番目だったので、この日は自分の番がくるちょっと前までそのままプリュッカー先生のレッスンを聴講しました。



そして自分のレッスン。

途中まで吹いて、まず曲のテンポ感について指摘されました。ボザの森にては♩=112と結構速いのですが、僕はそれよりも少し落としたくらいのテンポのつもりで演奏、していました。けれどそれでも「速い」とのこと。ただ、ただ速いのではなく16分音符での3連符がないがしろになってしまうから、ということでした。なのでここでゆっくり音の中身を詰める練習と、16分3連がしっかり聞こえるテンポ感で吹く練習。

それと、途中で出てくるゲシュトップに関連して右手の入れ方についてもレッスンしていただきました。曰く、ゲシュトップをした際の音程や吹き方がすごく下に狙っていっている感じとのこと。

僕は右手は以前はベルの外側に入れていたんですけど、手のひら自体はオープンにしてたんですけど構え方も相まって手首なとで音の出口を塞ぎがちになってしまい、疲れてくると手のひらもクローズ気味になってしまう…という事から構えやすさも考慮した結果、ベルの内側に置くという入れ方に変えていました。

レッスンでは、まず姿勢全体からの見直し。しっかり幅をとって脚を広げ、身体の中心ににアレキのB♭チューニング管が来るように持ち上げ、顔を左に向けてマウスピースを付ける、といった感じ。プリュッカー先生は「アレキは左側が重いので、前の姿勢だとその重さも右側に寄ってきてしんどくなる。あと右肩が少し巻き込んじゃってるね。」みたいな事をおっしゃっていました。確かに。
構え直すと肩のラインが上から見てまっすぐになったような感じがして構えやすかったです。
後は脚全体までしっかり使って演奏する事が大事な事も改めて認識しました。上半身だけで吹こうとした地に脚つかずで浮ついた演奏になってしまう、ということも以前何度かありましたのでそれに対するヒントを得た気持ちです。

そして上述のプロセスを経てベルの外側に右手を入れて再度演奏。前述の懸念点も通訳を通して伝えましたが、音の鳴りは変える前より広がりがあったように自分でも感じたし、先生も問題ないとの事。なのでまたしばらくはこれが定着するように練習していこうと思います。
もしまわりのお知り合いの方で僕の音聞いていただける機会がありましたら、是非違いなど教えていただきたいです…


後、ピアニストが伸ばしで弾いているだけの時に吹く時や、カデンツを吹く時などはもっと自分の時間を大事に、自由に使いなさいということも僕や他の受講生含めてよくおっしゃってました。その例えとして「コーヒーブレイクに行こう!」というのをよくおっしゃっていてそれがクスリときたり笑

落ち着いて、整理してまた次のフレーズに集中していく事が大事なんだなあと思いました。


1レッスンは40分なのであっという間に終了。曲ももちろん途中なので続きはまた明日に。



そしてホテルに帰還。
いや〜〜〜〜めっちゃ疲れた!!聴講もそうでしたが自分のレッスンの時もすごく頭使ったので疲労感半端なかったです!!😫
でも、もちろんいい意味での疲労感です!

ただ、外出て夕食食べに行く気力は残っていなかったので、近くのコンビニでパパっと済ませて就寝…。
この日のTwitterでは体力残ってたらブログ更新します、とか呑気なこと言ってましたが毎日受講後はホテルではバタンキューだったのでアカデミー期間終わるまでとうとうそれは実現しませんでした。笑
なので、今更更新というわけなのですm(_ _)m



そんなレッスン初日でした。
……これ、前中後編で終わる気がしないなあ(文章書くのが下手くそなだけ)

タイトルの後を数字でナンバリングしといて良かった…というわけでおそらく全部で4つの記事になると思います。笑




というわけで、
次回へ、続く。














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